2021-05-27 第204回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
現在、経済市場、またこの下請取引の環境の中で、本当にもう四年前、五年前までは、型代負担してください、いつまで保管すればいいんですか、保管料を負担してください、受注者側が発注者側に要望した場合に、多かったのは、そんなことを言うのはおたくぐらいだというような冷たい扱いだったという、そういった声もありました。
現在、経済市場、またこの下請取引の環境の中で、本当にもう四年前、五年前までは、型代負担してください、いつまで保管すればいいんですか、保管料を負担してください、受注者側が発注者側に要望した場合に、多かったのは、そんなことを言うのはおたくぐらいだというような冷たい扱いだったという、そういった声もありました。
型代の負担が受注者、発注者どちらにあるんだと、いつまで保管をするんだと、保管の間の費用はどうするんだ、こういったことに対しまして、正直、過去は優位的な立場からの責めもあり、いわゆる受注する側、下請業者側が負担を強いられる、こういった場面が多かったと理解をしています。
そのほかエネルギーの関係の項目として我々が重視をしておりますのは、基礎素材産業におきまして代替エネルギーの導入とその活性化を図るということで、共通基盤型代エネ技術開発費補助、これは研究が本格化いたしますものですから、これは三十三・四億円というのを確保したいということで計上をいたしております。 以上でございます。
その型代の償却ということが一つの大きな原価高の要素になっておる点でございますが、その点につきましては車体の規格がある程度単純化されないとできないのでございまして、今のようにいろいろな車が出ておる形では、その方は解決しないのではないか。
先ほど申し上げましたように、特にこの乗用車というものは、先ほど川又専務からもお話がございましたように、量を作るということの必要は、プレスをいたします型それ自体を考えましても、大体われわれの乗用車を作ります型代が六億程度かかっております。こういう点から考えますると、量をたくさん作ることにおきまして、その型代の償却の一台の負担する分がそれだけ軽減することになります。
こういったことがたとえば月産千台でありますと二年間で二万四千台、一台に当って四、五万の型代の償却費を見なければならぬということがございますので、この多量生産と同時に同じ型をある必要な年度は継続するということが原価逓減の一つの大きな要素にもなろうと思います。 はなはだ簡単ではございますが……。
先ほど申し上げました型代、治具、工具代、そういうものも一切含めまして、これが生産されますところの車の台数によりまして償却をして参るわけであります。従いまして、一つの車を作り出したその原価の内容には、そういう新しい機械設備の償却も、治具、工具、型代の償却も入っているわけでありますので、たくさん作り、たくさん売れますと、その一台当りの償却費が安くなってくるわけであります。
ところが今のお話の、ほうぼうに色気を使つて、転々と親工場を、中小企業みずからが変えて行くという点の御指摘があつたのでありますが、それと反対に、一番困つておりまするようなことを、私どもが調査の結果感じましたことは、型を作つて、相当に型代にかかる。一遍の注文だけでは、到底その型代の償却ができない。然るにかかわらず親工場のかたは、お前のところは高いからほかのところに持つて行くと言つて、ぽんと変えられる。